愛知万博サテライト事業「手塚治虫のコスモゾーンシアター」

2005年、35年ぶりに日本で開催された日本国際博覧会(愛知万博)。そのサテライト会場(ささしまサテライト)にて、MEGASTAR-IIのロングラン上映が行われました。
「手塚治虫のコスモゾーンシアター」と名付けられたパビリオンでは、MEGASTAR-II Taitanの作り出す500万個の星空と、手塚治虫さんの世界が融合、世界平和と環境保護を願うメッセージが発信されました。

 

愛知万博という晴れ舞台で、MEGASTAR-IIシリーズの4号機となる最新機「Titan」の初お披露目となり、大平貴之が自主開発した全天周デジタル映像システム(OGDS)と連携したデジタル、光学式の複合した演出機能を実現。星座絵から宇宙飛行まで、多彩な演出が可能となり、美しい映像が、お客様を感動の世界に誘いました。

 

一番の目玉は手塚プロダクションとのコラボレーションにより制作されたオリジナル番組。故、手塚治虫氏の著書「ガラスの地球を救え」に込められたメッセージを、満天の星のもとで手塚キャラクターたちとともに映像化、ファンタジックな音楽とともに演出。脚本・演出は、数々のプラネタリウム番組制作で高評を得ている田島秀樹氏が担当し、手塚治虫氏の、地球環境への警鐘とともに、未来へのメッセージを伝える内容でした。

 

この時のことを綴った大平の文章が『星ナビ』内の「メガスターデイズ」に掲載されています。

INFORMATION

イベント名: プラネタリウム・シアター『手塚治虫のCOSMO ZONE THEATER』/「愛・地球博」のウェルカム・ゲート『デ・ラ・ファンタジア』内
開催期間: 2005年3月18日~9月25日(日)
会場: ささしまサテライト(JR名古屋駅から徒歩12分、あおなみ線ささしまライブ駅から徒歩2分)

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