PRESS 2023.08.31
新技術を使った最新鋭のプラネタリウム
「GIGANIUM」が「プラネタリウムにおける最大投影面積」として
ギネス世界記録TMに認定!
8/26(土) 埼玉西武ライオンズ本拠地・ベルーナドーム
有限会社大平技研(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:大平貴之、以下大平技研)は株式会社西武ライオンズと共に、2023年8月26日(土)、埼玉西武ライオンズ本拠地・ベルーナドームにて、「プラネタリウムにおける最大投影面積(仮設)/Largest projection area in a planetarium(temporary)」というギネス世界記録のタイトルに挑戦し、無事に記録を達成致しました。はまぎん こども宇宙科学館に納品したMEGASTAR-IIAが保持する「プラネタリウム投影機により投影された星の最多数(ワンオフ)※1」というギネス世界記録とあわせ、投影する「星の数」と「投影範囲」の両方で世界一となりました。
2018年に大平技研が開発した、前人未到・史上最大の投影範囲を誇る最新鋭のプラネタリウム投影機「GIGANIUM(ギガニウム)」。従来の光学式プラネタリウムとは全く異なった技術に基づく投影機で、新開発の超高輝度光源と、独自のミラー光学系(特許取得済)により、従来比1000倍に達する投影出力を実現。肉眼で観測し得る数千個の星を、ドーム球場などの巨大ドームに投影することができます。
8月26日(土)、埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズの試合後、ベルーナドームの屋根の水平投影面積※2約39,000㎡のうち、17,443.10㎡の範囲(直径223mの屋根のうち、直径143mの白い膜部分)にプラネタリウムを10分間以上投影。ギネス世界記録公式認定員による承認を経て、記録の達成が認められました。夏の星座や、ライオンズフェスティバルズ2023期間中の限定ユニフォーム「蒼空ユニフォーム」にちなんで、青空から夕方に移り変わる様子、空を横切っていく飛行機などが登場するオリジナルコンテンツを上映しました。当日の試合には23,930人のお客さまにご来場いただき、多くの方々がスタンド席やグラウンドに寝転んだりしながら、ギネス世界記録達成の瞬間を見届けました。
「GIGANIUM」を開発したプラネタリウム・クリエーター 大平貴之のコメント
GIGANIUMは、これまで私どもが開発・展開してきたMEGASTARシリーズとは全く異なる原理と機能に基づく巨大ドーム専用のプラネタリウムです。開発段階から協力関係を築いてきた西武ライオンズ様と共に今回の挑戦をさせていただき記録認定となったことを本当にうれしく思います。このGIGANIUMをさらに進化させ、さらなる感動と迫力の星空を巨大ドーム空間に届けてまいります。これからのGIGANIUMの進化と活動にどうぞご期待ください。
※1(ワンオフ):特注品等の意味
※2 土地や建物を真上から見たときの面積。
【ギネス世界記録™ 認定概要】
達成日:2023年8月26日(土)
記録名:プラネタリウムにおける最大投影面積(仮設)
Largest projection area in a planetarium(temporary)
記録達成者:有限会社大平技研/株式会社西武ライオンズ
記録:17,443.10㎡のプラネタリウムの投影に成功
実施場所:ベルーナドーム
【ベルーナドームにおけるGIGANIUM投影の歴史】
・2019年
(当時メットライフドーム)で初の投影イベントを実施し、約1万人が球場に寝転び、同時に星空を見上げた史上最大のプラネタリウムイベントとなりました。
https://www.megastar.jp/giganium-seibu-dome/
・2022年
ポストコロナイベントとして復活し、パワーアップした演出とともに、多くの人々が一緒に星空を観測することを喜びました。
https://www.megastar.jp/news/2022/06/10/9429/
【大平技研のギネス世界記録の歴史】
・2004年
日本科学未来館と共同開発したMEGASTAR-Ⅱcosmosが「世界で最も先進的なプラネタリウム」※3として認定(投影星数は当時世界最多の560万個※4)。
・2011年
道の駅・富士川楽座に納品したMEGASTA-IIBが「世界で最も先進的なプラネタリウム」※5として認定。
・2022年
はまぎん こども宇宙科学館に納品したMEGASTAR-IIAが「プラネタリウム投影機により投影された星の最多数(ワンオフ)※6」として認定。
https://www.megastar.jp/news/2023/03/30/9818/
※3、※5 現在の記録タイトルは「プラネタリウム投影機により投影された星の最多数」に変更されております
※4 ギネス世界記録では500万個として認定されています
※6(ワンオフ):特注品等の意味
■大平貴之
プラネタリウム・クリエーター。大平技研代表取締役。
小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、 大学3年時に、個人製作は不可能と言われていたレンズ投影式プラネタリウム「アストロライナー」の開発に成功。1998年に従来の100倍以上にあたる150万個(完成形は170万個)の星を映し出す「MEGASTAR(メガスター)」をIPS(国際プラネタリウム協会)ロンドン大会で発表。2004年には日本科学未来館に設置した、「MEGASTAR-II cosmos」(投影星数560万個※7)がギネス世界記録に認定された。セガトイズと共同開発した世界初の光学式家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」シリーズは累計販売台数170万台を突破。国内外へのMEGASTAR 設置のほか、イベントプロデュースや音楽、アートとのコラボなどを積極的に行い、プラネタリウムの新機軸を確立。文部科学大臣表彰科学技術賞、IPSテクノロジー&イノベーションアワード2018などを受賞。信条は「人間は可能は証明できるが不可能は証明できない」。
https://www.megastar.jp/about/#ohira
※7 ギネス世界記録では500万個として認定されています
■プラネタリウム投影機「GIGANIUM(ギガニウム)」
現在、世界13ヶ国、43ヶ所のプラネタリウム施設で導入されている、「MEGASTAR(メガスター)」シリーズ(開発:大平技研)とは全く異なる進化の末に誕生したプラネタリウム投影機。これまで世界最大のものでも直径37mドームであったプラネタリウムの投影可能範囲を一気に直径500m級にまで広げ、プラネタリウムでの投影範囲世界最大となる最新鋭機。
従来の光学式プラネタリウムとは全く異なった技術に基づく投影機で、新開発の超高輝度光源と、独自のミラー光学系(特許取得済)により、従来比1000倍に達する投影出力を実現。肉眼で観測し得る数千個の星を、ドーム球場などの巨大ドームに投影可能となった。数万人が同時に観覧できるため、大規模コンサートでの演出や、グラウンドに寝そべって夜空を観望するようなイベントも可能。仮設の大型パビリオンテント等でも投影でき、各種大規模博覧会などでの活用も期待される。
https://www.megastar.jp/news/2019/07/27/7504/
【プラネタリウムおよび大平技研に関するお問合わせ先】
(有)大平技研 企画広報ディレクター&国際ビジネスマーケティング 大渡恵子
フランス駐在(日本との時差-7時間のため、ご返信が遅くなる場合があります)
E-mail: pub@megastar.jp (全角を半角に変えて送信してください)
Mobile: 080-1084-7367 (WhatsApp等のアプリで無料通話可能)
本社:〒224-0053 神奈川県横浜市都筑区池辺町4489-1
TEL: 045-507-3531 FAX: 045-507-3532
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