EVENT 2023.08.15
埼玉西武ライオンズと共に、GIGANIUMを使って「プラネタリウムにおける最大投影面積(仮設)/Largest projection area in a planetarium(temporary)」というギネス世界記録のタイトルに挑戦します。2023年8月26日(土)、ベルーナドームにおいて埼玉西武ライオンズ北海道日本ハムファイターズの試合後に開催します。
2018年に大平技研が開発した、前人未到・史上最大の投影範囲を誇る最新鋭のプラネタリウム投影機※1「GIGANIUM(ギガニウム)」。従来の光学式プラネタリウムとは全く異なった技術に基づく投影機で、新開発の超高輝度光源と、独自のミラー光学系(特許取得済)により、従来比1000倍に達する投影出力を実現。肉眼で観測し得る数千個の星を、ドーム球場などの巨大ドームに投影することができます。
2019年には、埼玉西武ライオンズの本拠地・ベルーナドーム(当時メットライフドーム)で初の投影イベントを実施し、約1万人が球場に寝転び、同時に星空を見上げた史上最大のプラネタリウムイベントとなりました。 https://www.megastar.jp/giganium-seibu-dome/
2022年には、ポストコロナイベントとして復活し、パワーアップした演出とともに、多くの人々が一緒に星空を観測することを喜びました。 https://www.megastar.jp/news/2022/06/10/9429/
そして今年は、8月26日(土)にベルーナドームにて開催される埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦の試合後、「プラネタリウムにおける最大投影面積」として、ギネス世界記録に挑戦します。
14,813㎡以上の面積に10分以上のプラネタリウムの投影とギネス世界記録公式認定員による承認が認定条件。星空を映し出すベルーナドームの直径223mの屋根のうち、今回ギネス世界記録挑戦の対象となるのは、直径143mの白い膜部分で、もし達成となれば、「GIGANIUM」は名実ともに「世界最大の投影面積を誇るプラネタリウム」ということになります。また今年は、ライオンズフェスティバルズ2023期間中の限定ユニフォーム「蒼空ユニフォーム」にちなみ、青空から夕方に移り変わる様子や、空を横切っていく飛行機などが登場するオリジナルコンテンツを上映します。夏の終わりに、大勢のみなさまとともに、ここでしか見られない星空を是非お楽しみください。
「GIGANIUM」を開発したプラネタリウム・クリエーター 大平貴之のコメント
「私はこれまでプラネタリウムの世界で数々の前人未到の記録を作ってきました。今回は投影面積の大きさです。新しい記録達成の瞬間にご期待ください。」
※1当イベントにおけるプラネタリウム投影機とは、任意の日時の星空をリアルタイムで再現できる専用の投影機の事を指します
【プラネタリウムにおける最大投影面積(仮設) ギネス世界記録™挑戦 実施概要】
開催日程 |
2023年8月26日(土) 北海道日本ハムファイターズ戦(17:00試合開始) |
挑戦者 |
株式会社西武ライオンズ・有限会社大平技研 |
実施時間 |
試合終了後30分後を予定 |
実施場所 |
ベルーナドーム グラウンド |
観覧場所 |
・ベルーナドーム グラウンド内指定エリア ・ご自身のお席 |
記録達成条件 |
・10分間以上のプラネタリウム投影 ・ギネス世界記録™公式認定員による承認 |
備考 |
・観覧には当日の試合観戦チケットが必要です。 ・時間や内容は予告なく変更となる場合がございます。 |
【大平技研のギネス世界記録の歴史】
・2004年
日本科学未来館と共同開発したMEGASTAR-Ⅱcosmosが「世界で最も先進的なプラネタリウム」※2として認定(投影星数は当時世界最多の560万個※3)。
・2011年
道の駅・富士川楽座に納品したMEGASTA-IIBが「世界で最も先進的なプラネタリウム」※4として認定。
・2022年
はまぎん こども宇宙科学館に納品したMEGASTAR-IIAが「プラネタリウム投影機により投影された星の最多数(ワンオフ)※として認定。
https://www.megastar.jp/news/2023/03/30/9818/
※2、※4 現在の記録タイトルは「プラネタリウム投影機により投影された星の最多数」に変更されております
※3 ギネス世界記録では500万個として認定されています
※5(ワンオフ):特注品等の意味
■大平貴之
プラネタリウム・クリエーター。大平技研代表取締役。
小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、 大学3年時に、個人製作は不可能と言われていたレンズ投影式プラネタリウム「アストロライナー」の開発に成功。1998年に従来の100倍以上にあたる150万個(完成形は170万個)の星を映し出す「MEGASTAR(メガスター)」をIPS(国際プラネタリウム協会)ロンドン大会で発表。2004年には日本科学未来館に設置した、「MEGASTAR-II cosmos」(投影星数560 万個※6)がギネス世界記録に認定された。セガトイズと共同開発した世界初の光学式家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」シリーズは累計販売台数170万台を突破。国内外へのMEGASTAR 設置のほか、イベントプロデュースや音楽、アートとのコラボなどを積極的に行い、プラネタリウムの新機軸を確立。文部科学大臣表彰科学技術賞、IPSテクノロジー&イノベーションアワード2018などを受賞。信条は「人間は可能は証明できるが不可能は証明できない」。
https://www.megastar.jp/about/#ohira
※6 ギネス世界記録では500万個として認定されています
■プラネタリウム投影機「GIGANIUM(ギガニウム)」
現在、世界13ヶ国、43ヶ所のプラネタリウム施設で導入されている、「MEGASTAR(メガスター)」シリーズ(開発:大平技研)とは全く異なる進化の末に誕生したプラネタリウム投影機。これまで世界最大のものでも直径37mドームであったプラネタリウムの投影可能範囲を一気に直径500m級にまで広げ、プラネタリウムでの投影範囲世界最大となる最新鋭機。
従来の光学式プラネタリウムとは全く異なった技術に基づく投影機で、新開発の超高輝度光源と、独自のミラー光学系(特許取得済)により、従来比1000倍に達する投影出力を実現。肉眼で観測し得る数千個の星を、ドーム球場などの巨大ドームに投影可能となった。数万人が同時に観覧できるため、大規模コンサートでの演出や、グラウンドに寝そべって夜空を観望するようなイベントも可能。仮設の大型パビリオンテント等でも投影でき、各種大規模博覧会などでの活用も期待される。