EVENT 2021.10.20
「第7回千座の岩屋スーパープラネタリウム“MEGASTAR”イベント『星の洞窟』」を2021年12月3日(金)、4日(土)の2日間にわたって開催致します。2015年の「種子島宇宙芸術祭プレイベント」で初披露してから毎年開催しており、今年で7回目となります。
海食によって作り出された海辺の洞窟「千座の岩屋(ちくらのいわや)」の中でMEGASTAR-IIを投影。海水が滴る岩肌や地面に星がキラキラと反射して、フランス人作曲家エリック・アーロン(Eric Aron)氏によるオリジナル音楽と波音が溶け合い、幻想的な宇宙空間にみなさまを誘います。そして洞窟を出ると、外には広大な浜辺と満天の星たち…(※天候によります)。自然空間の洞窟を利用した光学式プラネタリウムの投影は、世界でも他に例がありません。MEGASTARシリーズの開発者でプラネタリウム・クリエーターの大平貴之が、洞窟内をご案内する生解説も予定されています。
普段は海水で満たされている千座の岩屋に入れるのは、1日のうち干潮時の2~3時間程度。しかもそれが夜で新月と重なるのは、今年は12月のこの時期しかありません。毎年、日本各地や海外からもお客様が訪れ、各メディアにも多数取り上げられています。2020年に放送されたTV番組「嵐にしやがれSP」で、大野智さんと松本潤さんが訪れたことでも話題になりました。
プラネタリウム投影/演出: 大平技研
音楽: エリック・アーロン (Eric Aron)
主催: 南種子町定住促進実行委員会(任意団体)、南種子町
チケット
料金: 大人5,000円(中学生以上)、子ども 500円(小学生)
申し込み方法: Web予約のみ。
10月22日(金)9:00AM、発売開始!
新型コロナウイルス感染症対策
島外のお客様
○コロナワクチン接種証明書の提示(2回目接種日から2週間以上経過している事)、または3日以内のPCR検査陰性証明書が必要です。
○会場入り口にてすべての入場者に検温を行います。
○お客様にマスクの着用を徹底いただき、入場時に手指のアルコール消毒を行っていただきます。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、本イベントの中止を決定させていただく場合がございます。何卒ご理解賜りますようお願い致します。
■MEGASTAR-II (プラネタリウム投影機)
世界的なプラネタリウム・クリエーター、大平貴之によって開発された移動型光学式プラネタリウムです。肉眼では見分けられないような微細な星の一粒一粒までを最小7/10000ミリメートル以下という微細な点で表現することによって、本物の宇宙さながらの奥行や広がりを精密に再現します。MEGASTARシリーズは世界13か国の科学館に設置されているほか、コンサート、ミュージックビデオでの投影、美術館でのインスタレーションなども多数行っています。
■大平貴之(プラネタリウム開発・投影・トーク)
プラネタリウム・クリエーター。大平技研代表取締役。小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、 大学3 年時に、個人製作は不可能と言われたレンズ投影式プラネタリウムの開発に成功。1998 年、従来の100 倍以上の星を映し出すMEGASTARを発表。2004 年、日本科学未来館に設置した「MEGASTAR-II cosmos」がギネスワールドレコーズに認定されました。ネスカフェ・ゴールドブレンドのTVCM に「違いを楽しむ人」として出演。セガトイズと共同開発した世界初の光学式家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」シリーズは世界累計170万台を超える大ヒット商品に。投影機の開発、設置のみならず、音楽やアート、スポーツとのコラボなど多方面で活動しています。文部科学大臣表彰科学技術賞、IPSテクノロジー&イノベーションアワード2018等受賞。
https://www.megastar.jp/about/#ohira
■エリック・アーロン Eric Aron (音楽)
作曲家・ピアニスト・即興演奏家。フランス出身。幼少からクラシックピアノに触れ、フランスのコンセルヴァトワール(高等音楽院)を卒業。クラシックからヒーリング、エレクトロミュージックまで幅広く手掛け、数百の楽曲をCMやテレビ番組に提供しています。 完全即興のソロピアノコンサートでは、全く白紙の状態からステージを始めることのできる稀有な演奏家です。近年では、MEGASTARからインスピレーションを得て「MEGASTAR Symphonies」を作曲。大平貴之が制作したプラネタリウム番組の音楽を数多く担当しています。MEGASTARとのコラボコンサートでは、視覚と音楽との相乗効果を狙った新たなジャンルに取り組んでいます。
http://www.ericaron.com/
https://www.youtube.com/channel/UCNo4CWF4NXY9J5nTd3EJ1xg
■千座の岩屋
鹿児島県南種子町にある浜田海岸にある海食によってできた洞窟で、内部の広さが千座、あるいは畳千畳ともいわれたことからこの名で呼ばれるようになりました。周囲は砂浜で、沖合に浜島、竹島を望む景勝地です。潮の満ち引きにより内部に入ることのできる時間が限られており、潮の引く度合い(潮位)も季節により変化することから夜間にプラネタリウムの機器を置いて観覧できるのは、今年は12月のこの時期のみです。
■南種子町定住促進実行委員会
南種子町の移住者が中心となって立ち上げた団体で、移住前や、移住後の生活の相談など、宿泊施設や飲食業、農業などさまざまな業種で活躍する会員がサポートしています。そのほか、オンライン移住イベントへも積極的に参加し、南種子町の魅力を発信しています。