PRESS 2021.07.01
有限会社大平技研(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:大平貴之、以下大平技研)は東京九州フェリー株式会社(本社:福岡県北九州市門司区、代表取締役社長:小笠原朗、以下東京九州フェリー)の新規開設航路である横須賀(神奈川県)~新門司(福岡県)間の運航を担う大型高速フェリー2隻「はまゆう」、「それいゆ」のそれぞれに小型の光学式プラネタリウム「MEGASTAR CLASS」を納入致しました。2隻は2021年7月1日(木)に就航します。
これまでもクルーズ船でのデジタル投影のみや、係留中の船舶での事例は存在しますが、定期航路を持ち、日常の交通手段として使われる船舶(フェリー)にプラネタリウムが常設設置されるのは、世界的にも他に事例がありません。
大平技研は、2014年に東日本旅客鉄道株式会社(以下JR東日本)の観光列車で釜石線を運行している「SL銀河」に光学式プラネタリウム「MEGASTAR-Jr.」を常設。さらに2020年からは株式会社スターフライヤー(以下スターフライヤー)と「MEGASTAR CLASS」6台を使って飛行中の機内で星空を投影する周遊企画フライト「Starlight Flight produced by MEGASTAR」を数回実施してきました。今回のフェリーへの常設により、列車、飛行機、船という貨客交通機関でのプラネタリウム投影を達成し、陸海空を制覇したことになります。
大平技研はこれまで、“あらゆる場所に星空を!”というコンセプトのもと、日本を含む世界13ヶ国40の施設・団体に業務用の「MEGASTAR」シリーズを納入。また、ドーム球場や美術館、コンサート会場等でのプラネタリウムを使ったイベント事業を積極的に展開。さらには、エンターテインメント等でもお使いいただける小型の「MEGASTAR CLASS」をレストラン、バー、岩盤浴、産婦人科、美容院、保育園等さまざま業態の施設に納入してきました。今回の納入は、「移動中の交通機関においても星空を楽しむ」という新たな価値観を提示することとなりました。
■「はまゆう」と「それいゆ」
東京九州フェリーの新規開設航路・横須賀(神奈川県)~新門司(福岡県)間に2021年7月1日(木)に就航する2隻の大型高速フェリー。全長222.5m、航海速力28.3ノット。週6便(日曜日を除く) 、横須賀~新門司間を約21時間でつなぎます。船内はプラネタリウムや映画を鑑賞することができるコンファレンスルームの他、レストランやバーベキューコーナー、露天風呂、ショップ、スポーツジム、カラオケルーム、キッズルーム、ペットルーム等を完備し、充実した船旅をお楽しみいただけます。
・積載台数: トラック 約154台/乗用車 約30台
・旅客定員: 268名
≪運賃≫ ※すべて税込金額
◎ツ―リストA旅客運賃(基本運賃)/12,000円
◎ルームチャージ料金
・ツーリストS/6,000円
・ステートルーム(4名定員)/32,000円
・ステートルーム(2名定員・ウィズペット)/32,000円
・デラックスルーム/48,000円
◎車両等
・乗用車4m未満/35,000円(ドライバー基本運賃を含む)
・乗用車5m未満/40,000円(ドライバー基本運賃を含む)
・二輪自動車(排気量750cc未満)/12,000円
・二輪自動車(排気量750cc以上)/15,000円
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000076572.html
●MEGASTAR CLASS
1998年当時、世界で初めて天の川を星の集団で表現し、100万個以上の星を投影して世界を驚かせた「MEGASTAR」。同じ技術を使って開発された超小型機種が「MEGASTAR CLASS」です。業務用途から一般のご家庭まで、あらゆるシーンでお使いいただけます。フィッシュアイレンズ1つを使用し、直径190mm、高さ240mm、重さ4kgと超小型軽量ながら、180度全方向に高精細な星空を投影可能。人間の視力では見分けられないけれども、確かにそこに存在して輝いている小さな星の一粒一粒。そのようなかすかな存在までをも忠実に映し出すことによって、本物の星空が持つ奥行きと広がりを再現します。
https://www.megastar.jp/class/
●SL銀河(JR東日本)
2014年、JR 東日本が東日本大震災からの復興支援を目的に運行を開始した観光列車「SL 銀河」に、光学&デジタル一体型の超小型プラネタリウム「MEGASTAR-Jr.」 と、オリジナルで制作した投影番組「銀河鉄道の夜」を納入しました。光学式プラネタリウムが列車に搭載されたのは世界で初めてです。
https://www.megastar.jp/sl-ginga/
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/galaxysl.html
●「Starlight Flight produced by MEGASTAR」(スターフライヤー)
2020年10月、12月、2021年3月※1と開催され、MEGASTAR CLASS6台を使って、飛行中の細長い機内全体に星空を投影しました。「飛行機内でのプラネタリウム投影」、「1万メートル上空でのプラネタリウム投影」という2点において世界初となり、世界中で話題になりました。
https://www.megastar.jp/news/2020/08/27/8473/
https://www.megastar.jp/news/2020/10/27/8553/
https://www.megastar.jp/news/2021/02/10/8704/※1
※1 2021年3月はイベントタイトルは違いますが、内容は同じです。
●大平貴之
プラネタリウム・クリエーター、大平技研代表取締役
小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、 大学3 年時に、個人製作は不可能と言われたレンズ投影式プラネタリウムの開発に成功。1998 年、従来の100 倍以上の星を映し出す「MEGASTAR」を発表。2004 年、日本科学未来館に設置した「MEGASTAR-II cosmos」がギネスワールドレコーズに認定された。ネスカフェ・ゴールドブレンドのTVCM に「違いを楽しむ人」として出演。世界初の光学式家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」シリーズ(セガトイズ)は世界累計170万台超を販売。国内外施設への「MEGASTAR」 設置のほか、多方面でプラネタリウムの新たな可能性を切り開き続けている。文部科学大臣表彰科学技術賞、IPSテクノロジー&イノベーションアワード2018等受賞多数。
https://www.megastar.jp/about/#ohira
【本件に対するお問合わせ先】
(有)大平技研 企画広報ディレクター&国際ビジネスマーケティング 大渡恵子
フランス駐在(日本との時差-7時間のため、ご返信が遅くなる場合があります)
E-mail: pub@megastar.jp (全角を半角に変えて送信してください)
WhatsApp: 080-1084-7367 (オンラインで無料通話可能)
本社:〒224-0053 神奈川県横浜市都筑区池辺町4489-1
TEL: 045-507-3531 FAX: 045-507-3532
プレスリリースのPDFダウンロードはこちら