PRESS 2011.05.07
有限会社大平技研(代表取締役:大平貴之、以下大平技研)は、MEGASTAR-IIB(メガスター・ツー・ビー)とMEGASTAR-ZERO(メガスター・ゼロ)をエストニア第二の都市・タルトゥに新設された※1AHHAA Science Center(アハー・サイエンス・センター)に納入致しました。欧州では初めての設置となります。
360度全天球プラネタリウムという画期的なプロジェクトで、IIB、ZERO、そしてデジタルプラネタリウムの※2UNIVIEW(ユニビュー)を使って、球状スクリーン全体に星空とデジタル映像を投影。光学式としては世界初の試みとなります。
球状スクリーンの約3分の1に当たるスペースに14の座席を配置。透明な強化ガラスで作られた床の下にまで星や映像が映し出され、観客はまるで宇宙空間に浮かんでいるような感覚を体感することができます。
スーパープラネタリウム・MEGASTARシリーズはプラネタリウムクリエーター・大平貴之(大平技研、代表取締役)によって開発されました。IIBは10~15mの中型ドームに、ZEROは4.5~11mの小型ドームに対応しており、どちらも5機目の設置となります。恒星数はAHHAA Science Center向けのカスタマイズ仕様で、IIBが500万個、ZEROが220万個となっております。
両機は、世界で初めて光源にきわめて寿命の長い超高輝度LED(発光ダイオード)を採用し、ランプ交換が数年に渡り不要となったほか、消費電力も減少。革新的なランニングコストの低減を実現したモデルです。
海外事業としては、AHHAA Science Centerは、昨年10月のインド・ニューデリー、今年1月のインド・ラクシャドウィープ諸島に続き、3つ目の案件となります。今後は、今年6月にCopernicus Science Center(ポーランド・ワルシャワ)、秋にはタイ国でのプロジェクトが予定されています。
※1【1AHHAA Science Center(アハー・サイエンス・センター)】
エストニア第2の都市、Tartu(タルトゥ)に新設された科学館で、エストニアでは最大。科学を学ぶことへの恐れや偏見を減らすことを目的に掲げ、360度全天球プラネタリウムの他、空中に渡された紐の上を走る自転車や、ニワトリの卵が孵化する様子を見せる施設など、インタラクティブでユニークな体験型の展示を数多く揃えている。
住所: Sadama1, 51004 Tartu, Estonia
TEL: +372-7-456-789
HP: http://www.ahhaa.ee/en/
※2【UNIVIEW(ユニビュー)】 http://www.scalingtheuniverse.jp/
科学と天文を伝える手段として開発されたビジュアライゼーション環境ソフトウェア。アメリカ自然史博物館ヘイデンプラネタリウムにて開発が開始され、現在はスウェーデンを本拠地とする SCISS AB (スキス・エー・ビー)社と株式会社オリハルコンテクノロジーズ が共同開発を行っている。圧倒的な映像クオリティと、リアルタイム演出のために練り込まれた秀逸な操作性が特徴で、デジタル映像による、地球から宇宙の果てまで旅するような多彩な演出が可能。
【本件に対するお問合わせ先】
(有)大平技研
企画広報:大渡恵子
〒214-0034 神奈川県川崎市多摩区三田1-28-38 プレステージ1F
TEL: 044-931-5610 FAX: 044-931-5612 MOBILE: 080-1084-7367
URL:http://www.megastar.jp/
E-mail:keiko@megastar.jp (@は大文字になっていますので、小文字に変えて送信してください)
スペック付きのプレスリリースPDFはこちら→ 110506press_AHHAA_.pdf