埼玉西武ライオンズの本拠地・メットライフドーム(埼玉県所沢市)にて、初お披露目となるプラネタリウム投影機「GIGANIUM(ギガニウム)」を使った史上最大のプラネタリウムイベントを開催。約1万人が同時に星空を見上げました。
GIGANIUMは、大平技研がかねてより開発を進めてきた全く新しいタイプのプラネタリウム投影機で、史上最大・直径500mまで投影可能です。今回は、メットライフドームの直径約145mの天井ドームいっぱいに、この日のために特別に制作した、野球にちなんだオリジナルコンテンツと星空を投影しました。
埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦終了後に、「AFTER THE GAME」として開催。グラウンドが解放されると参加者(試合観覧者)が続々と降りてきて、地面に寝転んだり、スタンド席に座ったり、思い思いの場所で楽しみました。
照明が消され場内が真っ暗になると、天井ドームにマスコットキャラクターであるレオが登場。颯爽と走り出し、獅子座へ変化すると、大きな歓声と拍手が沸き起こりました。西武ライオンズが日本一となった数にちなみ、13個の星と、次の日本一を願った14個目の星を投影。その後、天井ドームいっぱいにGIGANIUMの星空が広がると、場内は瞬く間に巨大プラネタリウムへ。GIGANIUMは精密な観測データに基づき、それぞれの恒星の位置、色、明るさを正確に再現しているため、まさに野球場が宇宙に変わった瞬間でした。大平貴之の案内で、パ・リーグの球団にちなんだ星座や、夏から秋、そして冬へと移ろいゆく星空をお楽しみいただきました。
約1万人の人々が同時にプラネタリウムの星空を見上げるという、世界にも類を見ない、歴史的なイベントとなりました。
音楽:Eric Aron
■イベント全てを撮影した動画のフルバージョン