GIGAMASK

世界最多!約12億個の恒星が投影可能な超精密恒星原板

光学式プラネタリウムの投影恒星数で世界最多となる約12億個を投影する究極の超精密恒星原板「GIGAMASK」を株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ(当時、株式会社ソニーDADCジャパン)と共同開発しました。新規オーダーは勿論のこと、「MEGASTAR-IIA」以上の機種を「GIGAMASK」へアップグレードすることも可能です。

大平技研が保有するプラネタリウム技術と恒星データ処理技術、そしてソニー・ミュージックソリューションズが保有する超精密パターニング技術を集結。ソニー・ミュージックソリューションズのブルーレイディスクに代表される大容量高密度光ディスクマスタリング技術を駆使し、世界最小となる直径180nm(180ナノメーター=10万分の18mm)という極微穴加工技術の開発に成功しました。これにより1等星から20等星までの微光星を正確に再現することができ、全天に映し出される星の数は最新で約12億個におよびます。

はまぎん こども宇宙科学館に設置したMEGASTAR-IIA(GIGAMASK+SWING AXIS搭載機)は世界で最も多くの 星を映し出すプラネタリウム投影機としてギネス世界記録に認定されました。

大平技研では、1998年に従来比100倍以上に相当する恒星数170万個(未完成状態の150万個で発表)の光学式プラネタリウム投影機「MEGASTAR-I」を発表˜¹。人工の星空を世界で初めて「メガ」領域に到達させ、2004年には日本科学未来館に設置した恒星数560万個の「MEGASTAR-II cosmos」がプラネタリウム投影機として初めてギネス世界記録に認定されるなど、プラネタリウム技術の最先端を切り開いてきました。今回、10億個を超える「ギガ」領域を達成することで、再びプラネタリウムの歴史を塗り替えました。

˜¹大平技研設立は2005年であり、1998年は法人設立前の大平貴之個人開発による。

 

 

プレスリリース

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