体が不自由で外に出られない人たちや環境的にプラネタリウムに行けない人たちにも美しい星を味わってほしい。そんな思いを込めて、病院や老人ホームなどに星を届けています。
こういった施設で星空や宇宙を感じてもらうことで、「心の癒し」につながれば、と思っています。ですが、それだけではない可能性も感じています。星空を見ると、自然に呼吸がゆったりとしてきて、心も体も自動的にリラックスしてゆきます。例えば、手術前で緊張している患者さんに、MEGASTARを一定時間見てもらってから手術室に入ってもらったらどうでしょうか？心にとっては、広大な宇宙の中での自分の命の存在意義について考える機会にもなるでしょう。体にとっては、恐怖感や緊張感が和らぐことによって、呼吸や心拍数などが安定したりする効果があるのではないでしょうか？こういった、概念的な「癒し」だけにとどまらない、科学的なアプローチも研究していけたらと思っています。